GAFAに対応するとはどういうことか? デジタル国家エストニアの挑戦

最近、エストニアが熱いですね。オンライン化をはるかに進めているデジタル国家として注目されています。そのソースコードをすべて公開する予定、というから驚きです。

で、それを紹介する記事の中で「GAFA」に対抗できるのはGAAS(Government as a service)だという一文があって、ふと考え込んでしまいました。

GAFAのすごさっていうのは、多くの個人データを握り、そのプラットフォームを活かしてサービスを展開していくところにありますね。それに対抗するというとき、別のサービスプラットフォームによる展開といったことが単純には思い浮かべるわけですが。

確かに、個人情報を持つという点では、政府の取り組みに勝るものはありません。インターナショナルなデータとなると別ですが。

さて、仮に政府がGAFAから個人を守ろうとする。現在は個人情報の利用などを規制しようという方向ですね。でも、その政府の手には、GAFA以上の個人情報がある。その個人情報をベースに、民間連携を進めようとしていく、その時、民間の側がなんらかの妥協をするというか、個人にとっての重要な権利を提供するという可能性は、確かにある。

競争じゃなく、官民連携から生まれる世界。

個人的には、いわゆるGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)に対抗できるのは、徹底した透明性を自らの条件と課した“government as a service”を実現する政府であると考えています。

情報源: エストニアのデジタル国家ソリューションのすべてのソースコードが公開されます – 日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会

小橋昭彦
「ソシエテ・リベルテ」ビジョナリー。メールマガジン編集長、情報社会研究、ITベンチャー創業などを経て、ITを地域活性に活かしたいと丹波市に帰郷。NPOや地域ベンチャーを設立し、幅広い分野の地域づくり活動を支援。2006年度地域づくり総務大臣表彰受賞。

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