モノからコトへも、古い話か?

いくつかのシーンを紹介しつつ、「コト消費からヒト消費へ」という時代の流れを指摘されている記事です。

経営コンサルタントの仕事として追いかけているテーマでもあるのですが、データを分析するよりもこれらの「傍証」のほうが経済の実態をあらわしているように思えます。共通のキーワードは「ヒト消費」です。

情報源: 日本の若者たち、「コト消費」から「ヒト消費」に激変していた…!(鈴木 貴博) | マネー現代 | 講談社(1/5)

モノからコトへ

少し前までは、「モノからコトへ」と言われました。商品そのものではなく、体験や物語を求めているという事象です。

確かに世の中が豊かになり、物質的な欠乏感には乏しい時代です。一方で、映画や食事、コミュニケーションにはお金を使う。

でも、そうした「コト」への欲望も実は無いのではないか、というのが著者の指摘。

コトからヒトへ

というのも、そんな現代の若者も、実際に映画や食事そのものを欲しいと思っているわけではない。

むしろ、その感想を人と分かち合ったり、誰かと出かけたり、人のつながりがあるから、コトを求めている。

人が交流する仕掛け

今、各地で「マーケット」が開かれるようになりました。その魅力の中心は、買い物の場としてではなく、出店者とのふれあいだったり、お店同士の情報交換だったりします。「コトからヒトへ」はすでに、各地のマーケットで見られているのです。

人が交流する仕掛け。これからの消費シーンで意識しておきたいことがらです。

小橋昭彦
「ソシエテ・リベルテ」ビジョナリー。メールマガジン編集長、情報社会研究、ITベンチャー創業などを経て、ITを地域活性に活かしたいと丹波市に帰郷。NPOや地域ベンチャーを設立し、幅広い分野の地域づくり活動を支援。2006年度地域づくり総務大臣表彰受賞。

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