SDGsと「三方よし」

SDGs未来都市に選ばれた愛知県の大村知事へのインタビュー記事です。県としてのSDGsに対する思いが述べられています。

未来まちづくりフォーラムも発信力に力を入れています。日本には「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」という考えがありますが、良いことをやっているのに伝わりにくいです。陰徳善事という言葉がある通り、良いことは黙っていても伝わると考える方も多いです。

情報源: SDGs未来都市・愛知県大村知事が考える「日本創生SDGsモデル」 | SUSTAINABLE BRANDS JAPAN

重要なのは継続性

記事の中で知事は、未来都市に選ばれたからと新しく取り組むのではなく継続性が重要だと指摘したうえで、女性の活躍、外国人の子どもへの教育、障がい者が活躍できる環境といった多様性への取り組みを紹介されています。

外国人の子どもへの教育などは、現場が見えていないと取り組めない課題であり、地に足がついた目線ですね。

発信型三方よし

知事はまた、「三方よし」の考え方を紹介しています。「売り手よし、買い手よし、世間よし」の考え方です。しかし、それを表立って言わないのが日本人なので、積極的に表明する「発信型三方よし」の考え方を提唱しています。

この「三方よし」の考え方は、これからの経済社会にとっても重要な課題になります。というのは、このほど行われたダボス会議でのテーマが、持続可能な世界であり、そこで注目されたキーワードが「ステークホルダー資本主義」だったんですね。

これはどういうことかというと、このところの資本主義は株主至上資本主義だったと。株式価値を高めることを目指して経営が行われ、そのひずみが環境問題だったり格差問題だったりと顕在化していると。そこへの反省から、従業員や取引先などの利害関係者のための資本主義を目指そうという流れが出てきている。

三方よしの資本主義へ

ステークホルダー資本主義の考え方は、まさに「三方よし」の世界です。日本企業にもなじみがある考え方です。そういう意味で、日本は再び世界の経済の先導をきるチャンスが来ているといえます。

三方よしの資本主義。ぜひその目線からの取り組みを進めてほしいと思います。

小橋昭彦
「ソシエテ・リベルテ」ビジョナリー。メールマガジン編集長、情報社会研究、ITベンチャー創業などを経て、ITを地域活性に活かしたいと丹波市に帰郷。NPOや地域ベンチャーを設立し、幅広い分野の地域づくり活動を支援。2006年度地域づくり総務大臣表彰受賞。

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