『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』著者による講演録。

いくつか注目ポイントがありますが、まずはなによりも日本企業はマーケティング優先で、「市場がこうだから」といった議論ばかりになっていて「何を作りたいか」と問いかけても答えが無いという指摘は心にとめておきたいですね。

マーケティングはサイエンスですが、経営者だけがもちうる「世界への思い」はアート。このアート感覚が世の中とシンクロするように鍛えることが必要なのだと思います。

その観点から、「マーケットイン」でも「プロダクトアウト」でもなく、「メディアアウト」という見方、ビジネス手法を変えるきっかけになる見方です。つまり、流通やメディア戦略がやりたいことを規定していると。

自分の中の「アート」を磨くこと。心がけたいです。

要するに、流通とかメディアのあり方が「どういうモノを作って売るか」という戦略まで規定しちゃってる状態なんです。ですからマーケットインでもプロダクトアウトでもなくて、メディアアウトなんですよ。メディアのあり方がどういうモノを作るかっていうのを規定してる、っていうことなんです。

情報源: 日本企業はマーケティングの奴隷になっている アートを軸に、サイエンスを道具として使う時代のビジネス論 – ログミーBiz

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