今、あらためて消費社会論を「意味」から読み解く

「役に立つから買う」のか「ぼくにとって意味があるから買う」のか。GAFAではAppleだけが後者とする、刺激的な講演録です。

ところで「機能」と「意味」に消費を分ける考え方は、その昔、ボードリヤールが消費社会論で提示したものですね。1970年代、消費者は意味や差異を求めて商品を購入していると喝破し、大きな話題を呼びました。

あの頃、記号としての消費とも言われて注目され、キャラクターブランドなどの隆盛を経て、バブル崩壊とともに、おそらくいったん終焉したように思えたのが、この「意味としての消費」であったろうと思います。

見方を変えると、バブル期までの「意味としての消費」は、他者との比較の中で、つまりは差異としての意味だったのですね。かっこよくみせるとかね。そうした差異へのこだわりが、90年代以降、失われていった。

そして一方、今になってあらためて注目され始めている「意味」とは何か。

それは、かつてのような相対的な意味ではなく、自分の内面にとっての意味ではないか。そう思います。エシカル消費などもその例で、地球環境を配慮するという、自分の中の絶対的な基準で選択しており、誰かと比較して差異化することは求めていない。いかがでしょうか。

世の中で売れているモノっていうには必ず、「役に立つ」っていうベネフィットか、「意味がある」っていうベネフィット、どちらかがあります。「役にも立たないし意味もない」っていう商品は、世の中に存在できません。

情報源: GAFAのなかで、Appleだけが「意味」の世界で闘っている グローバル競争で生き残るのに必要な、たったひとつの考え方 – ログミーBiz

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