スマートフォン持ち込み前提の中学入試を日本初実施

東京女子学園中学校が、日本で初めて、スマートフォン持込を前提とした入試を行うそうです。

東京女子学園中学校(東京都港区)では、来年2月1日、2日午後に実施する算数1科目入試を「スマホ持ち込み OK 入試」として実施いたします。

情報源: 日本初!スマートフォンの持ち込みによる中学入試を実施 | 東京女子学園中学校・高等学校

知識の活用力を問う

携帯電話の登場以来、試験会場に持ち込むことが懸念される情報ツールは多様化しています。スマホだけじゃなく、眼鏡や腕時計などなど。

しかし、皮膚に埋め込むタイプの情報ツールが登場したら、どうしようも無いですね。これからの時代、記憶している情報量ではなく活用力が必要になるとは、情報化の進展以来言われてきたことです。

そんな時代の入試はどんな姿になるかを、少し感じさせてくれます。サイトには問題例も掲載されているので、見てみましょう。

読解力、応用力、スキル

問題例は3つです。よく考えてあるなと思うのは、そのバリエーションです。

ひとつはサイト上のフォームを開いて入力することを必要とするもので、いわば情報ツールの利用スキルを試すもの。

もう一つは、検索対象となるサイトを指示して、そこにある資料を読み込んで問題に答えるもの。サイトの読解力が問われるといえます。

そしてもうひとつ。これはかなりの応用力が必要です。問題を解くためにどのような資料が必要かを考え、それを検索し、結果をもとに考察しなくてはなりません。

プログラミング教育の先に

いかがでしょうか。

スキルとリテラシーとデータサイエンス的な力。情報時代に必要とされる力をうまく反映していると感動しました。

今、小学校ではプログラミング教育が始まっています。そこでは、目的を達成するために何をどう組み合わせるか、プログラミングのもとにあるオブジェクト指向が必要になってきます。

こうした状況をふまえると、情報時代とは、「答えを見つける」のではなく、「解き方を見つける」ことが重要なのだと感じます。

▼Question for New Rules
いつでも検索できるなら、われわれに求められる能力は何だろう?

小橋昭彦
「ソシエテ・リベルテ」ビジョナリー。メールマガジン編集長、情報社会研究、ITベンチャー創業などを経て、ITを地域活性に活かしたいと丹波市に帰郷。NPOや地域ベンチャーを設立し、幅広い分野の地域づくり活動を支援。2006年度地域づくり総務大臣表彰受賞。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です