本多紀元さん
篠山市出身。篠山市の消滅の危機を開きUターン。
株式会社いなかの窓の代表取締役を務め、地域にとってかけ がえのない会社を目指しています。

なぜ篠山市に?

 篠山市出身で大学への進学をきっかけに都会で暮らしていましたが、大学を卒業し数年間働いてから篠山市に戻って来ました。
 神戸にいた時に、ネットの記事で篠山市が消滅可能性都市に選ばれているのを見て、地域ってそんなことに なっているんだって感じました。それで、自分が得意だった IT で役に立てるかなと思って篠山市の IT 企業を調べたら全然なかったから、帰ってきて会社を起こす事にしました。

地域とは?

 都会で TOP になれなくても、田舎にくれば TOP になれることもありますよね、そしたら思いの外、やりたいことができるようになりました。東京で頑張っているけどなかなか芽吹かないなって人がいたら、一生住むという気ではなく、一年・二年だけでも地域で住んでみるのも面白いかもしれないです。

移住希望者へひとこと

 地域には課題がたくさんあります。その課題に対して不満を言うだけでは面白くありません。その課題を解決したいと考え実際に動ける力があれば、地域に住むことが楽しくなると思います。
 地域にはそんな人がたくさんいます。あなた自身が地域でどんな課題をどのように解決したいかを明確にしていれば、一緒に活動できる仲間や応援してくれる人たちに出会えます。そんな人たちとアイデアを出し合ったり、夜な夜な集まって悪巧みをしたり、1人ではできない大きな課題に挑戦したりすることで、地域での活動を通してでしか得られない“答え”に出会えるかもしれません。
 こんなこというと移住のハードルが上がりそうなので補足しておきますが、基本的には周りに流されずにマイペースにやりたいことをやっていくのが地方移住を楽しむ秘訣だと思います。

株式会社いなかの窓 HP http://inc.inakanomado.com/