旭川空港から30分程度、旭川から20分という条件もあるかもしれないけれど、人口減少時代に増えている町には、それなりの工夫がある。

1985年に「写真の町」を宣言という、今を先取りするテーマも良かったのだと思うけれど、景観を守るため2002年には「東川風住宅設計指針」というデザイン指針を示す政策をとっている。旭川家具の生産地で木工が盛んということで、おしゃれな外観が多いのでもある。

また、子育てしやすいまちとしても人気。幼保一元化施設を開園、その隣に小学校を新築。サッカー場や野球場、体験農園、果樹園などを周辺に整備。また、上水道は無いけど、みんなが良質な井戸水で過ごす。移住者が開いた店舗も多く、2008年に25店舗だったのが10年間で60店舗にまで。

応援してくれる人を増やそうという考え方は、関係人口を先取りしている。「ふるさと納税」ではあるけれど、「ひがしかわ株主制度」として位置づけるのも良い方向。公立日本語学校まで整備。外国人比率は4%。

なるほどなぁ。

「これからの時代、どう頑張っても、定住人口が大きく増えることはない。住んでいる人だけではなく、応援してくれる人も“住人”にすればいい」

情報源: 移住者続々、20年で2割も人口増——北海道東川町「脱公務員思考」で進めた自立政策 | BUSINESS INSIDER JAPAN

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