京都大学霊長類研究所の正高教授による、自閉症スペクトラムについてのコラムです。

自閉症スペクトラムは障害ではなく、脳のあり方のひとつのバリエーションといいます。「ニューロダイバーシティ(脳多様性)」という用語を使われています。

多様性は、進化にとって重要な要素。なるほど現代社会では「障害」に見えるかもしれません。しかし現代と違う地球環境になって選択圧が変わったらどうでしょう。むしろそちらが優位になるかもしれません。

そういう目線を忘れないことです。

自閉症スペクトラムと呼ばれているような障害は、実は障害でない。生物としての人類のバリエーション(変異)のひとつである。

情報源: 自閉症者が人類社会に「不可欠」である理由 〜実は障害ではない!(正高 信男) | ブルーバックス | 講談社(1/3)

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