これはぜひ参考にしたい考え方。

トイレに財布やスマホを忘れる人が多い。それをどう解消するか。センサーを付けて感知するなどの実験もされているようだけれど、この解決策はシンプルだけど効果絶大。忘れ物が無くなったという。

利用者の行動から、トイレの個室のカギを最後に開けることから、じゃあカギを棚にすればいい、という発想。

何かの行動を促すデザインのことを「アフォーダンス」と言います。コーヒーカップの持ち手は、カップを持つことをアフォードしている、と使います。このカギの形状は、そこに小荷物を置くことをアフォードしている。

あるいは「ナッジ」という考え方。行動を促すためのちょっとした工夫のことを言います。行動経済学の考え方です。ゴミ箱をバスケットボールのゴール型にするとみんなゴミを入れるようになった、みたいな。

何かの問題を解決しようとするとき、こうしたナッジを利用する。ぜひ、いろいろ工夫したいですね。

忘れ物を確実になくすために「トイレでの一連の動作のなかで、利用者全員が『最後に鍵を開ける』こと」に着目し、カギに荷物棚を設置することを考えました。高速道路のSA・PAでは、大きな荷物を持つというより、スマホや財布のみを持って利用されるお客さまが多いのです。

情報源: 高速道SAPAの忘れ物に効果絶大? トイレに「巨大カギ」を設置した理由とは(くるまのニュース) – Yahoo!ニュース

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