こんにちわ。

一気に一面黄色の田んぼになりましたね。

黄金色の穂が垂れて、それを収穫する農家さん達もどこか嬉しそうな表情をされています。

今回は「信凛窯」の仲岡 信人さんの紹介です。

仲岡 信人さん


大阪出身
高校卒業後に、ご縁があり丹波焼第一線で活躍されている、末晴窯の西端正氏の元で修行をされていらっしゃったそうです。

なかなか弟子にしていただくということは当然、狭き門。
縁というのは本当に大切なことですね。

また、京都の陶磁器科でも修行をされ、青年海外協力隊にも参加。

陶磁器隊員というのがあるそうで、カリブのセントビンセントというところに赴任。その土地で陶磁器の教育・開発を担当。


その後、2006年に篠山市立杭で独立。

これまで数々の展示会・賞に出品。

韓国・台湾・フランスと国内外問わず大活躍されています。


仲岡さんは昔からいろんなことに挑戦されていました。

工作が好きで、段ボール工作に夢中になった少年時代。

それから工作への思いは次第に大きくなり、高校受験でロボット高専を志望!

しかし、せっかく見つけた「やりたいこと」の前に「受験」という大きな壁にぶち当たり、落選してしまったそう。

打ちひしがれて、落ち込んでしまいました。

その後、普通科の高校に進学。

そんなある日、仲岡さんの人生を決める出会いが。

美術の授業でたまたま陶芸をした時、土の感覚や匂いやその奥深さからなのか、

「これだ」と。陶芸を仕事にしようと。それから陶芸家への道を歩むきっかけになったようです。

進路に悩んでおられたとき、お姉さんの旦那さんが西端さんに仲岡さんのことを話してくれ、弟子入りすることができたようです。奇跡的なご縁!

人との繋がりや、ご縁を大切になさっている仲岡さん。

心配されていたのは、移住してからの子育てのことでした。

田舎ならでは、友達といえば地元の子供たち。

中学生まではずっと一緒のクラスで過ごす子供たちにとって、「世界はどううつっているんだろう」

都会の大阪で過ごしてきた仲岡さんにとっては、子供たちは人との関わり方を学べているだろうか。と不安になった時もあったそうです。

けれど、狭い世界だからこそ友達と深く関わり合えること、昔の出来事をみんなで笑い合って話せる大人になってくれたら。と思うと、自分とは違った環境で、ここで育つ子供たちの未来を考えると楽しみだと思うようになったそうです。

多忙な仕事をこなしてきた仲岡さん。
「一生はロールプレイング」

色々あるけれど、ずっと乗り越え続けていくもの。

そしてこれからの生き方を語ってくれました。

「自分や家族との生活を楽しみ、どしっと仕事と向き合いたい」

「求められるよう、自己の評価をあげていきたい」


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信凛窯 仲岡 信人

兵庫県丹波篠山市今田町下立杭180-1

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