不便な田舎の自由な暮らし

 元格闘家のパンチィー山内さんは、移動式の八百屋さんを営んでいます。美味しいものが大好きなパンチィーさん自身が選んだ兵庫丹波の旬の野菜を都市部へ販売、その人気は年々高まっています。

 元々は農業を目指していたという彼ですが、それまでの経験値と、冷静な自己分析による判断軸をもとに八百屋としての起業を決めました。

 自分の好きなことや得意なことに集中し、それでも自由で豊かに暮らしたいと志すパンチィーさん。無駄を徹底的に省く冷静な姿勢は、さすが元格闘家です。パンチィーさんの心地良い暮らしには自分軸がしっかりとあり、シンプルながらとても豊かなものでした。

 あれもこれもと迷っている人にぜひ読んで欲しい、稼がなくても豊かに生きる秘訣とは?

食産業に関わる

 農家と消費者をつなぐ「食産業」分野での起業に注目が集まっている。加工して輸出を目指したり、生産地と消費地をつないで商社的な役割を果たしたり。

 丹波ブランドという土台があるから、都市部に直販するにしても、加工品を開発するにしても、ちょっとゲタをはいて起業できるのが兵庫丹波の強み。

 農家さんにしても食品加工業者にしても、忙しいときにアルバイトを募集していることも多いから、そうした手助けから入ることで、自分なりの「食」を追求しようとしている人たちもいる。

 食は生活の基本。これから兵庫丹波に求められる人材だ。

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