丹波黒枝豆の解禁も始まり、丹波に秋の足音が近づいてきました。

緊急事態宣言も解除され、篠山には観光のお客様がいっぱい!

去年も解除されていましたが、今年の盛況ぶりは嬉しいですね!

さて今回は五穀兵庫の篠山が日本に誇るべき農家さんのご紹介です。

中末 智己さん 「中末農園」

現在、丹波篠山大山地区で有機栽培農園を営んでいらっしゃって、

有機JAS認証事業者の中末さん。

主に、栽培されているのは

利用しやすい馴染みのお野菜や、

風味・甘味・旨味満点の黒枝豆、

大山特産のもちっとした粘りの強い天内芋(あもちいも)

などたくさんの野菜を有機で栽培されています。

ご出身は姫路市で、ゴルフ場のコース管理のお仕事をされていました。

土に触れる機会が多く、仕事の毎日の中で気づかれたそう。

「農薬を使ったり、今のこの維持の仕方で芝生や土を管理してるけど、このままだと限界があるんじゃないか?」

「本当にいい食べ物、野菜を食べられるようになりたいし、色んな人にも食べてもらいたい」

少し悶々として仕事と向き合う日々。

重機の免許を取得しに行った先で、当時バブル崩壊でリストラにあった方々との会話が今思えばきっかけだったのかもとお話いただけました。

その気づきが中末さんを動かしました。

30歳ほどの頃、会社を退社し、たまたま縁のあった大山地区に畑を借り、単身移住。

しかし、その当時土壌環境の整った農地を貸してもらえるはずもなく、耕作放棄地で毎日草刈りの日々。

移住して大変だったのは見知らぬ土地で、知り合いがいなかったこと。

何気ない話や、考えを共有できる相手がいない。

そんな中、村入りしてみると、何かと面倒を見てくれるおじさんが助けてくれたそう。

「みんなに挨拶する」「村のやり方・仕組み」など

たくさん教えていただいて、村の一員として馴染んでいきました。

自治会や村の決まり、農地のこと。

田舎に移住すると面倒なことも多いです。

けれどどれも必要で本来当たり前のことなんですよね。

中末さんは篠山に住んで20年になります。

「これからはドキドキワクワクすることを純粋に楽しんで生きていきたい。

そうして生きていると、いい人を不思議と呼び寄せて、いい循環が生まれる」

「”お金で買えない価値”をもっと見出していきたい」

「共感して、関わっていってくれる人を増やしていきたい」

今までもこれからも中末さんの信念を貫く姿に、英雄の影を見ました。

中末さんのところで農業修行されている、吉田さんもいらっしゃっていました。

勉強したい方は中末さんに連絡してみましょう!

応援したい方は、ぜひお野菜を買ってください!

□ 中末農園 □

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PS:うちでもよく買わせていただいています。

篠山に移住してきて、「せっかくやから有機野菜が食べたいね」

とご縁があり中末さんの野菜を食べたのですが、

野菜の美味しさに衝撃を受けました!

どれも素材の味が濃厚で、生でも熱を加えても美味しさが引き立つ!

野菜が美味しいってこんなに幸せだったのかと、気づきました笑

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