ブタが尻尾を噛むのは習性だそうですが、傷口が感染症のもとになって、農家にとっては困ったことなのだとか。
それを、AIで解決する。こうしてみると、どんな場合でも、「どんな問を立てるか」がとても重要であることに気づかされます。
スコットランドの研究者らはドローンおよび固定カメラを用いて、667頭のブタの様子を52日間にわたって記録。また、ドローンによる撮影では、赤外線を照射してブタの姿勢を追跡した。そして、シッポ噛みがあるかを最低1日2回検査した。 こうして得られたデータをもとに、スコットランドのアグリテック企業Innovent Technologyがマシンビジョンによる予測アルゴリズムを開発。ブタがシッポ噛み行為に及ぶ際の、シッポによる特定のしぐさを発見し、AIにより73.9%の精度で検出することができるようになった。
コメントはありません